農園だよりDiary

2014年2

2014.02.13
 皆さん、今日は。

 毎日寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしですか。この間のびっくりするような暖かな天気で、我が家の庭で春一番に咲く「サンシュウ」の蕾も一気に膨らんで、もうすぐ春かなと思っていたら冬に逆戻りです。阿蘇では10日夜半の雪で朝起きてみると素晴らしい雪景色が見られました。

 我が家では早朝から毎日イチゴの収穫を行いますが、張り詰めた空気の中で朝日に輝く大観峰が綺麗でしたのでイチゴハウスを通り過ぎて眺めの良い所まで行ってシャッターを切りました。

 11.12日、風は冷たくても晴天で、降り積もった雪ははかなく融けてしまいました。そして今日(13日)、昼前から降り出した雪は本降りになり田んぼも周りの景色も真っ白です。田んぼの脇の竹藪も雪の重みで頭を垂れています。休みなく降り続けて夕方には15cmになりました。阿蘇は九州の中では寒い方ですが日中にこれだけ積もることは珍しいことです。まだまだ降っていますので明日の朝が心配です。

 2月3日。大分県別府の水族館「うみたまご」に行きました。我が家の中国からの研修生「李兆顔」の研修期間が4月末で終了しますのでその前に日本での思い出作りと言う事で計画しました。子供が小さい時には近くにこういう施設がなく、子供が成長してからはこういう所に行く機会が有りませんでした。今はテレビで何でも見る事が出来ますがテレビと違って現物は迫力が違いますね。イルカショーでは若い調教師の指示に従ってイルカが見事なジャンプを見せてくれました。

 セイウチショーでは調教師が巨体のセイウチのキャラを上手く引き出してユーモアを交えて演技を披露してくれました。言葉の通じない動物相手にこんな素晴らしいショーを組み立てるには毎日毎日の小さな積み重ねと何よりもお互いの信頼関係があっての事だろうと思いました。研修生を楽しませる為に計画した1日でしたが良く考えてみると一番楽しんだのは私だったようです。

イチゴ畑の害虫「アブラムシ」の天敵

 我が家ではなるべく農薬を使わないイチゴ栽培に努めています。イチゴにはアブラムシという害虫が付きます。放置すると実が汚れてしまいます。天敵昆虫を放すと害虫の体内に映画「エイリアン」のように寄生して害虫を駆除します。写真は私が携帯電話のカメラで撮った天敵に寄生されたアブラムです。

 もうすぐ殻を破って天敵昆虫が飛び出します
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