農園だよりDiary

2007年9

2007.09.30
 皆様には大変お世話になっております。

 また、大変お待たせ致しましたが、ようやく新米が出来上がりまして、お届けできるようになりました。今年の作柄は7月13日と8月2日に襲来した 台風4,5号の影響で葉が痛んで心配されましたがその後は好天に恵まれましてまあまあの収量が見込めるようです。

 今年はまだ暑い夏が続いてますね。コンバイ ンの運転もエンジンの熱と太陽のジリジリ暑さと稲のジガジガ埃で体中がちかちか不 快感です。でも1年の作業の集大成。運転席の上から稲株の大きさや「わら」の長さ、雑草が上手く取れているかなどを見ながら作業を進めていきます。楽しみの時です。

 我家では稲刈りの時に藁は小さく裁断して土に戻して来年に向けての土作りに備えま すが、慣行栽培の農家では畜産農家に売っ ています。今年は連日の好天で藁はきれい に乾燥して、機械で大きなロールに梱包されていきます。藁のロールは九州内の畜産農家に引き取られていきます。以前はどのわらこづみ田んぼも右の写真のような「藁子積」が見られましたが畜産の衰退の中でそれも見られなくなっていました。ところが数年前にアジア各地で 牛の伝染病が発生して、海外産の藁が輸入禁止になってから、阿蘇の藁が見直されるようになり今では、「我家以外の」と言っていいほど全ての田んぼの藁が梱包されています。

 今年も田んぼで活躍した鴨ちゃんが丸々と大きくなりま した。合鴨米をご利用の皆様にも鴨肉を是非食べて頂きたいと思いましてご案内申し上げます。宜しくお願いします。
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