農園だよりDiary

2007年11

2007.11.12
 皆様には大変お世話になっております。

 10月23日から26日まで中国の長春に行って来ました。現在我家には中国からの研修生が1人いますが3年の研修期間が来年7月で終わります。その代わりの研修生の面接の為にです。

 長春は中国東北部、吉林省にあり近郊は見渡す限りのトウモロコシの畑です。ちょうど収穫の真っ最中でした。現在の長春の状況は人民公社が解体され一戸当り2haの農地を耕作しています。作業はほとんど手作業でトウモロコシの収穫も鎌で刈って実を採り畑に集めてトラクターで運び出し、農家の庭先に積み上げてありました。飛行機で30分飛んでも景色が変わらないスケールの大きさには驚かされます。ここで収穫されるトウモロコシの10%はバイオ燃料に利用されるとの事でした。

 中国と言えばやはり中華料理です。日本の宴会は会場のそこここでめいめい勝手な話題をぼそぼそ話して統一性は全くありませんが、中国では全員が平等に円卓を囲んで一つの話題に耳を傾け、そして45度の白酎で中国式の乾杯をします。非常に開放的です。また白酎を小さなグラスで一気飲みできるのは中華料理のお陰でしょう。豊富な食材、慣れないとちょっと鼻につきますが、白酎を飲むと匂いも気にならなくなりどんどん箸がすすんでいき、また中国式乾杯も苦痛でなくなり、そのうちにこちらから乾杯を仕掛けて、どちらが中国人か分からなくなります。ところが翌朝はすっきりで朝食もどんどん食べられます。幸せなことです。また行きたいなと思います。
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