農園だよりDiary

2008年11

2008.11.11
 皆様には大変お世話になっております。

 先月の19日から3泊で中国に行ってきました。我家に研修生として3年間いました王小麗から電話があり「今度結婚するのでお父さん、お母さん是非来て下さい」との事。二人で家を空けるのは難しいので私1人で行って来ました。

 福岡から大連そして旧満州、吉林省の長春まで飛行機。それから車で200キロの梅河口市。研修生送出し機関の人と通訳さん。日本語学校の校長先生以下数人。車3台で結婚式のある新郎の家まで走りました。おそらく戦後初めて日本人が訪れたのではないのかと思う純農村でした。式は家の玄関の前で行われ新郎新婦が前に立ち、その前に新郎の家族と私たち来賓が椅子に腰掛けます。新婦の家族は風習では参加しないそうですが日本から私が行きましたので特別に両親が来ていました。周りには近所の人たちがたくさん集まっています。9時半から始まり挨拶、祝辞、指輪と時計の交換、新婦に対して新郎の家族の紹介とプレゼント渡。司会者の大きな中国語で式は進行します。私も祝辞のご指名がありましたのでこんな事もあるかも知れないと今いる研修生と準備した中国語の挨拶を読み上げました。会場がどよめきました。式の後は宴会です。近所の人たちは外に張られたテントで、私たち来賓は家の中で食事です。たくさんの中華料理が並べられました。日本には多分無い食材もありました。蚕のさなぎは外見はちょっと引きますがとても美味です。また50度の白酎は大好きなんですが、写真にあるアルミの器での中国式乾杯には酒好きの私も参りました。最後には酔っ払ってしまいましたが日本では新婦のお父さんは酔っ払うのが喜びの表現だと言いましたら皆喜んでまた乾杯をさせられました。基本的に日本人も中国人も同じだと言う事が良く解りました。
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