農園だよりDiary

2009年10

2009.10.14
 皆さん、こんにちは。今年も暑い毎日が続きましたが、先週の台風18号襲来の後、阿蘇では空気が完全に秋になりました。

 朝夕は空気が冷えて我慢をしながら過ごすのはわびしいものがあります。私は夏は暑がりですが冬は寒がりですので、我家ではもうコタツが入りました。コタツで温まりながら秋の夜長を過ごせます。秋の深まりの中で朝の空気は清々しく澄み切っています。刈り取りの済んだ田んぼの稲株はまだ残った命の営みとして「ひこばえ」を伸ばします。その「ひこばえ」に朝の空気中の水蒸気が朝露となって付着し早朝の日の光を増幅させ神々しい輝きを放ちます。四季折々、太陽と水と植秋も深まり我家の庭の柿も色着いてきました。

 青々としていた葉っぱも適当に赤みを交えて秋の風情を演出しています。私の子どもの頃は食べるものが少なくて、口に入れられる物は何でも食べました。当然、柿も熟れる間もなくちぎって食べていました。この柿の木は小学校の通学路に枝を張り出していますが、今は誰もちぎりません。我家の中三の息子も見向きもせず、ただ熟して落ちてしまうのがもったいなくて私がちぎって食べています。買って食べる冨有柿ほど甘くはないのですが懐かしい味がします。

 「どんぐりの帽子をかぶった秋男君。いつもニコニコ元気です。仕事に家族サービス、友達付き合い、いつも絶好調。家族みんなで記念撮影です。」我家の中三の息子が野外活動の中でどんぐりの帽子をとってきて写真を撮っていましたので紹介しました。
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