AUTHOR : 山本倫大 / 東京でサラリーマンをしていましたが、2013年就農しました。

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6月頭に鴨放鳥の様子をお伝えして以来田んぼの状況をブログに書いていませんでしたので、これまでの田んぼの様子をダイジェストでご紹介します。

鴨の様子


6月12日
放鳥して1週間程経ちました。もうだいぶ田んぼの環境に慣れて、全面を自在に泳ぎ回ります。



6月20日
稲がだいぶ伸びて鴨が隠れるようになってきました。鴨も大きくなってきて、体の色もヒナの黄色から成体の白色に変化してきます。


7月9日
肉付きが良くなり、まるまると太ってきました。いつも鴨がたむろするところは稲が踏み倒されて 合鴨ホール が出来ています。



7月頭に、野犬か狐によって鴨が大量に殺されてしまいました。2日間で合わせて約40羽程の鴨が死んでしまいました。
朝、いつものように田んぼを見回り鴨の様子を見ると、田んぼの中に点々と白く鴨の姿が見えます。はじめは、いつも通り異常ないなと思うのですが、よく見ると動きが無いので、慌てて近づいてみると鴨はすべて死んでいるという状況で事態を把握します。田んぼに入って鴨の死骸を回収するときには、夜通し野犬に追われて惨い死に方をした鴨にごめんねと謝りながら回収しました。害獣から守れず申し訳ないという思いで一杯で、辛い気持になります。
例年通り、腰くらいの高さのネットと電線で田んぼ全体を囲って電流を常時流しているのですが、あらためて田んぼを見回ってもそんなに防御が甘い箇所はなく、どうやって侵入したのかいまいちわかりません。


被害にあったあとは、田んぼを囲むネットを若干補強し、鴨が夜に休む小屋の周りにセンサーライトを取り付けてみました。
動物の体温を感知してライトが光るアイテムです。


幸い、これ以降は被害はなく、7月23日田んぼの草取りの仕事の任期満了によって、鴨を田んぼから引き揚げました。


ヒナのときには同じ小屋で過ごしていたのですが、田んぼに放鳥するときに分かれていた鴨たちが再び合流して同じ囲いの中で過ごします。 このまま10月頭まで約2ヶ月間飼育します。



稲の様子


7月9日
鴨を放鳥してから約1ヶ月の間、人も田んぼに入って草取りをします。稲がだいぶ茂ってきました。


7月19日
田植以来田んぼには欠かさず水を溜めていましたが、すべての水を抜いてひびが入るくらいまで地面を乾かす「中干し」という工程に入ります。 数日干したらまた水を入れます。


8月2日
もうすぐ穂が出る頃です。


8月7日
穂が出始め、花が咲きます。



最近はだんだん穂が黄色みがかってきました。今はまだ実が入っていないので穂が軽く垂直に立っていますが、これから実が充実してくるにつれ次第に穂が重くなり頭を垂れるようになります。今のところ順調に育っているので、あとは台風などで倒れないよう祈ります。



地割れの様子


以前、4月の熊本地震の直後の田んぼの地割れの様子はこのブログでもご紹介しましたが、本震から数ヶ月後の余震の積み重ねの影響で田んぼに新たな亀裂が発生していました。
どうも田んぼに水が溜まりづらいと思い、7月下旬田んぼの周りをぐるっと見回りしていたら10メートル程に渡って田んぼの畦際に地割れが出来ていました。



深さ50cm程の大きな亀裂(穴)ができて、そこから水がどんどん抜け落ちていました。


もともと田んぼの地表より高かったコンクリート畦が沈下し、田んぼの地表面より下になってしまいました。


土を運んできて亀裂を埋めて、なんとか応急処置をしたのでひとまずはお米づくりに影響ありません。
このまま状況が悪化せず収穫を迎えられるよう祈ります。

鴨放鳥2016

5月下旬にはもうトマトもだいぶ大きく育ってきます。



6月に入った最近では実も大きく膨らんできてトマトらしくなってきました。
5月頭の定植以来、毎日トマトの手入れがつづきます。いまから収穫の日が楽しみです。


5月18日と25日には鴨のヒナが、大阪から宅急便でやってきました。
段ボールから出すと元気に走り回ります。


水場に行って早速水浴びをします。この最初の水浴びをすることで体の油腺という器官が発達して、水をはじくようになるそうです。

餌もモリモリ食べます。


鴨を小屋で育てながら、その間に田んぼに水を溜め代かきして田植えをします。
地震の影響で水路が壊れたり、田んぼの中に地割れが出来たりと、一時期は作付けできないのではないかとも思いましたが、水路を修繕したり田んぼの地割れを避けて中畦を作って出来るだけ作れるところは作るように努力しました。
写真は田植機で田植えする様子です。

田植機に乗るオペレーターは機械を操作するだけですが、その他にも、苗を育苗ハウスから運び出して田んぼに配るのに人手がいります。
苗が詰まった苗箱は、水をたっぷり含んだ土の層なのでとても重く、それを何百枚も運ぶのでかなりの重労働です。
田植機が畦に近づいたら苗を手渡して補充します。


田植えが終わったらすぐに田んぼを囲む鴨保護用ネットを設置する作業に着手します。
まず田んぼの外周に支柱を立て、ネットを広げて支柱に固定します。さらに、鴨がネットの下をくぐって脱出しないようにネットの端を土に踏み込んで塞ぎ、また、空からカラスなどが侵入しないように黒色の釣り糸(テグス)を田んぼの上に張り巡らします。こうしていろいろな設備を1週間くらいかけてすべての田んぼにとりつけ、鴨を守る準備が整ったらようやく鴨を田んぼに放します。
6月3日から順次放鳥を始めました。

はじめは隅っこの方で固まっています。

しかし、しばらくすると自在に田んぼの中を泳ぎ回り、虫や草を食べてくれます。
集団であちこち田んぼの中を泳ぎ回ってくれる事で、土を足ひれでかき混ぜ、発芽したての雑草を断つのに役立ちます。
こうして農薬を使わない除草ができるのが合鴨農法の最大の特徴です。

こちらは田んぼの中で泳ぎ回る鴨の様子です。すごく元気ですね。

しばらくして陸に上がったら、ちゃんと毛繕いして体を掃除します。

実は今日の雨と低気温で鴨が弱ってしまったので、田んぼから一旦引き上げて回収し、鴨の飼育小屋に戻しました。
早めに手を打ったので幸いほとんどの鴨がすぐに元気を取り戻しました。
まだ体が小さいので、この時期の鴨はデリケートです。 お米づくりの大事なパートナーなので、様子を見ながら大事に育ててゆきます。
まだ田んぼデビューしたてで頼りないですが、今後の活躍に期待です!
田植えをしてからだいたい1ヶ月半くらい経ちました。
稲はだいぶ背が高くなってきて、鴨もだいぶ成長して大きくなりました。

田んぼを頑張って泳ぎまわりすぎて、一部稲を倒してしまっている箇所ができています。(鴨ホール
合鴨農法にはつきものの現象で、鴨が頑張っている証しです。


さて、先日iTQiの受賞についてホームページやフェイスブックでお知らせしましたが、2ヶ月位遅れて受賞記念のメダルと賞状が届きました。

賞状


メダル


裏返すとこうなっています


今年は雨が少なくて大きな災害も今のところありません。
鴨も頑張ってくれています。今年も、優秀味覚賞に恥じぬおいしいお米になるように稲刈りまで頑張ります。



庭の隅にあるぶどうの木に、実がついてきています。


合鴨放鳥

トマトを定植してから連日の手入れをしています。
花が実になり、だんだん大きくなっています。


写真の実はまだ小さいですが、大きい物はもう拳くらいの大きさに育っています。

さて、5月21日に宅急便で合鴨の雛が届きました。
今年は田んぼが少し増えたので例年よりも多めの300羽です。


到着してすぐダンボールを開けたら、水をためたプールに浸かります。
まだ幼いうちに水に浸かることで、脂腺が発達しやすくなり、水にもよく慣れることができるそうです。




僕の奥さんがカラフルな靴を履いてダンボールを開封する作業をしたのですが、 それ以来鴨の小屋に入るたびに鴨が靴について来ます。
300羽の鴨に足を取り囲まれるのでとても歩きづらそうです。
最初に見たのが靴だったから親だと思い込んでいるのかもしれませんね。


つい先日トマトの定植をして毎日慌ただしく手入れを続けていましたが、5月末には息つくまもなく田植えをします。


田植えは田植え機で進めてゆきます。土にガイド線がつくのでガイド線に沿って真っ直ぐ進むように注意します。

実は、田植えで一番大変なのは苗箱を運搬する作業です。


苗箱を育苗ハウスから出して田植えをしている田んぼまで軽トラで運びます。
単純な仕事ですが、水をたっぷり吸った苗箱はとても重く、これを800枚位運びますのでなかなかの重労働です。
田植機は一台しかありませんので、田植機をストップさせないように先回りして田んぼに苗箱を配って回ります。


そして田植えが終わったら鴨を田んぼに放すための保護設備を設置します。
田んぼの外周をネットで囲みネットの外には電線を張って電流を流し陸上から外敵が進入するのを防ぎます。
また、田んぼのそとに立てた支柱にテグス(釣り糸)を張って田んぼの上からくるカラスなどの外敵にも備えます。


鴨もだいぶん大きくなりました。


保護設備が整った田んぼから順次鴨を放鳥してゆきます。


放したらすぐに水に入って、水中の虫などをつついて食べていました。



写真提供:あさみ

プール育苗開始

さて、フェイスブックやホームページのお知らせコーナーでもご紹介していますが、 この度あそ有機農園のお米がiTQi優秀味覚賞(2つ星)を受賞いたしました。



ベルギーのブリュッセルでプロのシェフにより開催される審査会で審査を受けました。
詳しくはこちらをご覧ください。
お知らせ:「iTQi優秀味覚賞受賞」

以前から味には自信があり「おいしいお米」と謳ってきましたが、 はじめて客観的で権威ある食味品評を受けました。
今年も自信をもって、さらにおいしいお米を作ります。

今稲作の作業としては「プール育苗」をしています。
先日までアルミ蒸着フィルムで種まきをした苗箱を包んでいましたが、 もう稲が発芽して育ってきたので、フィルムシートを取りプール育苗に切り替えます。



プール育苗とは文字通り発芽した稲の苗箱を水を張ったプールに浸すことです。
こうすることで菌などの病気を予防する効果があります。

あと10日ほどしてから、5月下旬頃に田植え予定です。


今日トマトの定植がすべて終わりました。5月4日ごろからスタートしたのでだいたい10日間かかりました。全部で8,000本のトマトを植えました。


これから芽摘み誘引など、トマトの手入れが始まります。


いつもお米や野菜を宅配でお届けする際に使用しているダンボールのデザインを新しくしました。
お知らせ:「ダンボールのデザインリニューアル」


新しいダンボールもよろしくおねがいします。


さいごにいくつか最近の阿蘇の空模様です。