私達の住む阿蘇地方は、草原におおわれたカルデラに囲まれて、農業や観光が主な産業の地域です 今年も3月20日に恒例の野焼きが行われました。この野焼きは平安時代からずっと続けられ千年の 歴史があると言われています。外輪山の牧野面積は2万3千haで、そのうち1万7千haで野焼きが 行われます。これは草の芽吹きをよくするために行うのです。私は野焼きが大好きです。一年に一度 公然と仕事で火が付けられるし、 その火の凄さは参加した人しか 体験できない迫力があります。 一年をかけて成長した、萱や 根ザサが山肌をなめる炎によって 凄まじい音とまっすぐに直視でき ないような 熱線を放って焼けて いく様は言葉に言い表せません。 私たちはみんな火消し棒を持って 参加します。これは竹の先を輪って 葛のつるを横に編んで作ります。 これで防火帯の火を消していきます 今までの枯草の野原が数時間の 内に見渡す限りの真っ黒の大地に 変わります。 野焼きが終わると春がやってきます 新芽が芽吹き、日一日と緑が濃く なって、5月の連休はワラビ狩りの 一番いい頃になりますね。