皆様には大変お世話になっており ます。今年の秋は天候不順で稲刈りも やっと終わりましたが、その後の天候 も定まらず、相変わらず晴れの日が続 きません。12日に来年の野焼きに備え て輪地焼(防火帯作り)がありました。 例年なら 9 月上旬に刈った草がカラカラに乾燥して、火をつけると地面の刈り株 や小さな草まで燃えて防火帯が出来上がるのですが、今年は晴天が続かないの で草が乾きません。そこでホークで草をはねて防火帯を作りました。野焼きの 時はその迫力に心躍らせるものがあります。これは前準備をしっかり行って安全に配慮した上だからこそだと思います。

阿蘇の原野はカヤと根ザサに覆わ れています。以前畜産の盛んだった 頃は各家庭に 2,3 頭の赤牛が飼われて いて、冬の間の飼料として原野の草 を刈って、乾いたところで藁で作っ た で束ねてそれを積み上げて 草小積(くさこづみ)を作りました。 刈干し切が終わってから稲刈りでし た。農作業が一段落してから干草を納屋に入れ、春まで牛に食べさせました。大事な作業で した。今では牛を飼う農家も少なくなり、刈干し切りの 風景もあまり見られなくなりました。
阿蘇の原野だけに自生する植物で瑠璃色の丸い花をつけ ます。青空に映えて綺麗でした。

写真 文 山本誠也

刈干し切り(かりぼしきり)
いなで
ヒゴタイ