皆さん今日は。師走を迎え何かと忙しい季節に なりました。冬本番と言う事で身構えていまし たが今年の冬は暖かくて、阿蘇では例年なら毎 朝霜が降りるのですが今年はあまり降りませ ん。CO2 削減の時代ですので燃料が節約できて 良いのかも知れませんが寒い時期には寒い方 がシャキッとしていいようです。新型インフル の感染が問題になっています。暑いのか寒いの か判らない今年の冬、何事も最先端を行きたい と日頃から思っている私、油断したわけではな いのですが先月末、感染してしまいました。我 家で3日間、家族にうつさないように自分の部 屋に隔離されました。おかげで私一人で、また軽症で済みました。皆様もお気を付け下さい。

気温が高いので今月号は阿蘇の水についてお 知らせします。 阿蘇では阿蘇山を取り囲む外輪山の原野に降 った雨が至る所から地下水として噴出してい ます。阿蘇神社一帯にも沢山の湧水があります。 神社の手水はもちろん、門前の商店街の店店の 前には「水基」が置かれていてその店特有の名 前がつけられ、通りの人が自由に飲めるように なっています。汗ばむくらいに気温の高い日に は備え付けの柄杓で汲んで飲みますが、カルキ の入っていない全く自然の水です。長い年月、 水を受け続けてきた水基には緑のミズゴケが 付き、また水が落ちる音、空気の泡、それらが 一層水の味を引き立たせます。この水が集まっ て川を作り、田んぼの用水になります。この阿 蘇に生まれ、この地で農業ができる喜びがあり ます。

写真 文 山本誠也