皆さん今日は。  憂鬱な梅雨に入りましたが阿蘇地方では今のところ雨も少なく屋外の仕事もはかどっています。関東地方は雨が続いているようですが皆様の所はいかがですか。今年はエルニーニョの影響で梅雨が長引くとの予報が出されていますが大雨、気象災害が起こらないように祈るばかりです。
 今年の稲作もいよいよスタートしました。我が家では皆様に喜んで頂くように「合鴨と一緒に米つくり」「有機JASの米つくり」の実践を行っています。

 今年の田んぼに入れる肥料は次の通りです。
●「マルイ有機」
鶏糞と焼酎粕を混合して発酵させた物。焼酎の酵母が発酵を促進させます。
●「サングリーングアノ」
インドネシアの海鳥の糞や餌としている魚の骨が数千年かけて堆積した物。
●「綜合ミネラル宝素」
山梨県東北部から採掘されるミネラルを多く含んだ鉱石
●「ケイカル」
高炉滓。稲に必要なケイ酸を多く含んでいます。

 田んぼの草取り、害虫対策には合鴨が活躍しますが5月21日に雛が到着しました。生まれたばかりの雛たちは小さな段ボール箱に入れられて空路、大阪からやってきました。さぞ窮屈だったろうと箱を開けても雛たちはなかなか外には出ません。仲間の温もりが恋しいのでしょう。やがて1羽、2羽と出ていくとそれに続いて続々と出てきます。それでもまだ億劫なのが数羽箱の隅にしがみついていますので箱を傾けて出してやります。箱から出た雛たちは直ぐに深さ5cmほどのプールに入り水浴びです。小さな1羽1羽が一生懸命生きて活動する様子はいつまで見ていても飽きません。


 肥料を撒き田植えの準備をして5月25、26日に田植えをしました。昔、田植えは人手が沢山あっても何日もかかる大仕事でしたが今は田植機が植えますので助かります。30アール(3000㎡)の田んぼは1時間で植えます。
田植えが済むのと同時に雑草との競争が始まります。水田は稲の生育に最適ですが雑草にとっても最適です。雑草が発芽して大きくなる前に鴨を田んぼに放せるように全速力で網を張り、準備をしなければなりません。毎年雑草の多い田んぼから準備をし、出来次第、順次雛を放していきます。6月5日に第1陣を田んぼに入れましたが、あんなに小さかった雛が2週間で随分大きくなりました。しかしカラスや野犬やキツネがいる外の世界で雛たちだけで昼間だけではなく夜間も田んぼで生活してもらわなければ成りませんのでやはり心配です。


 田んぼでは鴨たちが効率よく草を取るように雑草の多い所にくず米を撒いておきます。鴨たちは1日中それをつついて雑草を踏み倒していきます。今日(13日)除草機を入れてみました。雑草はほとんどなくなっていました。周りに鴨たちが集まってきて、一生懸命泥の中をつついて餌をとっていました。


          写真、文  山本誠也