農園だよりDiary

2007年3

2007.03.12
 皆様には大変お世話になっております。

 会報「あそ有機」も今月号で150号を迎えることとなりました。担当者も初代が古島博幸さん。2代目は下田清美さん。 そして私、山本誠也が3代目となります。皆様にはこの間「あそ有機の合鴨米」をご利用頂きましてありがとうございました。

 「あそ有機農園」では「皆様と顔の見える関係を」と言う事で活動をしてきましたが、はたして本当に顔を見て頂いているのかと考えまして、今月号は我家の家族写真を掲載しました。我家は両親と私たち夫婦と、4月から大学3年の長男。高校2年の娘。中学1年の次男の7人家族です。あと1人、この写真のシャッターを押した、中国からの研修生合計8人です。

 長男は日頃は福岡にいますが、成人式に出席した記念にこの写真を撮りました。母は介護が要るようになって妻が世話をしております。子供はみんな元気で素直に育ちました。 仕事の面では、合鴨米作りのほかに、夏から秋にはトマトを、また冬から春にかけてはイチゴを栽培しております。1年中農繁期ですが、子供の為、また農業者として、作物を育てるという事に集中したいと思っております。

 就農して30年になりますが、これまでいろいろ作ってきた中で満足できる作柄は一度もありません。去年より今年と研究する中で、新たな課題が出てきます。自分のイメージしたように作物が育たないとか、台風が来たりとか、手が回らないとか、沢山の要素を一つ一つクリアしていかないと作物は育たないのです。そういう仕事ですので一日が、一年がとても短いです。加えて私の作った合鴨米を食べて頂く皆さんが全国にいて、振替の通信欄に感想が書かれているのを見ると、また生産の意欲が湧いてきます。

 それから、会報の作成をするようになってパソコンを練習したり、デジカメを買って写真をパソコンに取り込んだり 文章をつくったり、体の他に頭も使うようになりました。これからも米作りに、 また会報作りに頑張りますので宜しくお願いします。
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