合鴨農法で育てたおいしいお米(有機JAS米)
合鴨を田んぼに放つと、お米の雑草や害虫を食べてくれます。彼らにとっては、それが格好の餌になるのです。合鴨農法は合鴨を水田に放つという単純なことですが、稲作にとっては大きなメリットがたくさんあります。
稲作最大の障害と言ってもいい雑草。雑草を取り除く方法として、
という3の方法が代表的です。
1と2は手間がかかりすぎて田んぼの面積が大きいと現実的には不可能です。そして3つめの方法は農薬を使用することになります。
雑草が生えるか生えないかという初期段階に合鴨を田んぼに放すと、合鴨が田んぼの中を泳ぎ回って足ひれで土を掻き回すときに発芽しそうな雑草の芽を断つことが出来ます。もちろん農薬不使用です。
このように、あそ有機農園のお米は合鴨に助けてもらいながら農薬不使用で育てています。ただし、イネ科の雑草は合鴨も食べてくれませんので、人手で地道に取り除いています。合鴨と人間が協力して、お米をそだてています。
合鴨に雑草や害虫を食べさせて取り除く、合鴨農法でお米を育てているから、農薬や化学肥料は使っていません。
農薬不使用の証として、あそ有機農園のお米は「有機JAS」を取得しています。
「有機JAS」とは、多年生作物は過去3年間以上、野菜や米なら過去2年間以上、農薬や化学肥料を使っていない農地での栽培など有機JAS規格を満たした農産物・加工食品を認証する制度で、農薬・化学肥料不使用栽培の証です。 (農林水産省「有機食品の検査認証制度」)
毎年12月に熊本県有機農業研究会の調査員の方が来られて、書類調査・圃場調査・保管場調査など有機JASの基準に照らして適切な栽培管理がなされているかについて検査を受けています。袋に貼られた有機JASマークが検査をクリアして認証を受けた印です。あそ有機農園には3名の認証取得メンバーがいます。
あそ有機農園のお米はiTQiの優秀味覚賞において最高評価の3つ星を受賞しました。(受賞証明書)iTQiとは国際的な食品の味覚と品質の審査機構で、毎年世界中の食品がベルギーのブリュッセルでプロのシェフにより審査されます。
iTQiの審査プロセスには以下の様な特徴が有ります。
あそ有機農園の稲作土壌は、ISO/IEC 17025 を取得して日本国農林水産省から放射性物質に関する検査の実施機関として認められたグローバルソリューションズラボラトリー社(GSL社)の放射線検査をパスしています。食品の国際取引の際に行う高い水準の検査で、土壌中の放射性物質測定項目はすべて不検出です。安心してお召し上がりください。
阿蘇は国立公園に指定されている自然豊かな土地で、特に水がきれいなことで有名です。水質は折り紙付きで、阿蘇の水は飲料水として日本全国に流通しています。(サントリー、サッポロビール)
お米は、田んぼ一杯に水を張って育てるため、水の質がお米の味を決めます。上質な水で栽培したお米は、味も抜群です。
あそ有機農園のお米は、「大丸有つながる食プロジェクト」を通じて、日本屈指の食の名店が密集する東京 大手町、丸の内、有楽町エリア(大丸有)のレストランに購入いただいています。食のプロも選ぶ、高品質で味が良いお米です。
お米の保管温度は摂氏12度くらいが最適とされています。あそ有機農園では米の保管用の貯蔵庫・予冷庫に最適な状態で米を保管しています。また、精米をするときにはご注文を受けてから都度、ご注文の量を精米していますので、精米したての新鮮な風味をお楽しみいただけます。
あそ有機農園は、あくまで生産者です。私たち自身が育てたお米を、私達自身の手で包装・梱包しそのままお届けします。流通の過程でどこのお米かわからなくなってしまうなどということがなく、作り手が明瞭です。生産者だからこその、顔が見えるお米です。
白米、玄米両方をご用意しております。お好みに合わせて自由にお選びください。玄米は、胚芽や果皮、種皮、澱粉層がそのまま残っています。そのため、栄養価が豊富です。白米は胚芽などが取り除かれ、胚乳のみになっているため、繊維質が少なく消化に良いのが特徴です。白米、玄米それぞれ2kg入り・5㎏入り・10㎏入りをご用意しました。