皆さん今日は。阿蘇では毎日雨が降ってうっとうしい日が続いています。しかし幸いに水害や土砂災害は起きていませんが全国の各地では災害が報道されています。被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
私くし、先月25~28日、中国吉林省長春、大連に行って来ました。我家の中国からの農業研修生の3年間の研修期限が来る前に次の研修生の面接を行うための訪中でした。中国訪問は5回目ですが訪れるたびに街の様子が変わります。特に前回、オリンピックの前年に行ったときは大きな通りの両側は工事用のフェンスで目隠しがされてビル建設のクレーンだけが見えていましたが、今回は町全体が見事に再開発されて中国式の派手なデコレーションの看板を飾った綺麗なビルが立ち並ぶ町に変身していました。テレビのニュースで中国の経済発展が報道されますが、実感をしました。長春は人口280万人、大連は600万人、正に大都会ですが交通ルールが、あるのか、ないのか分からない交通状態、日本では考えられない36haもの広さのショッピングセンター、再開発された新しい町並みと中国独特の赤や黄色で塗られた大きな看板のかかった古い町並みの混在した町並み、日本とは一味違った雰囲気がありますが、日本の高度経済成長期のような何でも「OK」といったエネルギッシュな感じがあります。今後、益々成長することでしょうから今度行ったときには、またまた、びっくりするような町並みになっていることでしょう。
また今回、中国の結婚式に参加する事が出来ました。日本では案内された人が参加しますが、中国では誰でも参加できます。沢山の人が集まって賑やかに皆で祝福する事が盛大な結婚式だそうです。と言う訳で、私達訪中団一行も参加をさせて頂、団長である、JA課長がお祝いの挨拶をして、式を一層盛り上げたようです。日本の結婚式と比べて挨拶が短くて、まず最初に新郎、新婦が両親に御礼の挨拶をして、その間に各テーブルに料理が運ばれていきます。セレモニーが終わる頃に箸が運ばれたら各テーブルで乾杯をして食事の始まり。11時半から開式、1時には潮が引くように皆、席を立ってお開きです。中国式は肩がこらなくて、とてもいいですよ。