農園だよりDiary

2011年10

2011.10.14
 皆さんこんにちは。稲刈りが終わると阿蘇はすっかり秋の装いになりました。

 朝夕は気温も下がって我家ではもうコタツに火が入りました。夕食の後コタツに入り横になってテレビを見るとすぐ眠ってしまうので困りものです。農家は昼間は農作業をやり、夜は事務をしなければなりませんが夜は疲れてしまってパソコンのキーボードに手を置いたまま眠ってしまうのでなかなか仕事がはかどりません。眠い目をこすりながらこの会報も作っています。

 秋は食べ物が豊富な季節です。我家の甘柿は今年、鈴なりに実を付けました。青空に柿の黄色が生えて綺麗です。毎日横を通る時2,3個ちぎって食べますがあまりに数が多くて全然減りません。まだ少し早いのですが今のうちから食べないと熟して落ちてしまうともったいないですので頑張って食べています。秋は朝夕が冷え込みますのでいろんな食べ物の味が濃くなって美味しいです。我家の夏野菜は相変わらずジャンジャン生っています。熟するまでの日数は夏より随分長く掛かりますので量は夏より少なくなりましたが実が詰まって充実していて味が濃くなりましたので美味いです。また採れたてを食べますので最高です。

 阿蘇では毎日秋晴れの日が続いていますが田んぼでは稲わらの梱包作業が行われています。コンバインで刈り取られた稲は籾の部分は米になり、残された稲わらは牛の飼料として畜産農家に引き取られます。(我家では土つくりのために土に鋤き込んで来年の米作りに生かされています。)田んぼでは大型トラクターがうなりを上げてわらを次々に飲み込んでロール状に梱包していきます。1枚の田んぼのいなわらは、あっという間に片付けられてトラックで運び出されたり、あるいはラップを巻く機械に掛けられて白いラップを巻かれると田んぼの一角に積み上げられていきます。天気のいい日しか出来ませんので一連の全ての作業が大型機械によってあっと言う間に終わっていきます。
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