農園だよりDiary

2012年3

2012.03.13
 皆さんこんにちは。 3.11 から1年になります。被災された皆様には、あらためてお見舞いを申し上げます。 数日前からこの欄に何か書こうと考えてみましたが事の大きさの前に、私には書く言葉が見つかりませんでした。只、1日も早い復興をお祈りするばかりです。

 阿蘇では先月の初めに氷点下14 度を記録しました。しかし2月24 日、道端の草むらには名前は分かりませんが直径1cmくらいの紫の可愛い花が沢山咲いていました。あの冷え込みの時、地上の全ての物、そして土の中まで凍結したのに、いつの間にか葉を伸ばし、蕾を作って晴れの日を待っていたのです。24日、暖かく晴れの日、何気なく下を見るとあたりに沢山の花。自然の力強さに驚きました。

 今日(3 月13日)昼、帰ってみるとフキノトウが採ってきてありました。家内に尋ねると家の裏の田んぼの畦のを採ってきたとの事。今年は寒かったせいでまだ早いと思い込んでいました。例年私が1番に採ってくる日当たりの良いところは今年、工事があって蕗の根がなくなってしまいました。早速現場に行って探すと満開の立派なのが堂々と咲いていましたのでパチリ、携帯のカメラに収めてきました。夕食はも ちろん蕗の薹の天ぷら。今夜はこの会報を作る予定でしたのにビールが進みましたのでちょっと 一休みして今、この時点で 12 時です。

 3月4,5日。関東地区で有機農産 物や安全な生活資材の供給を行っている大地を守る会の東京集会に参加しました。会に供給している全国の米生産者で米の宣伝販売を行いました。サイコロを振って目の数 だけ1合枡で量ってあげます。生産者にとっては年に1度のお祭りですのでさいころの目は全て6枡は大盛り、お客さんはニコニコ、食の安全志向の小さな子ども連れファミリーが沢山来店してくれました。
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