農園だよりDiary

2011年1

2011.01.13
 明けましておめでとうございます。皆様には穏やかな新年をお迎えのこことお慶び申し上げます。本年も皆様に喜んで頂ける合鴨米つくりに励んでまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

 昨年暮れからの寒波、年が明けてからも続いています。2日は珍しく晴天でした。阿蘇の冬はバルーンの季節です。この時期、各地からバルーンのクルーが集まり早朝から飛び立ちます。青空と雪景色の阿蘇山。極彩色のバルーン。乗っている人はもちろん気持ちがいいでしょうけど下からの眺めも中々の物があります。あたり一面田んぼばかりの阿蘇ではバルーンの離着陸はどこでも自由です。風任せの飛行は着陸場所も風任せ。ゆったりと時間が流れる阿蘇にはバルーンが似合います。

 南国九州でも阿蘇の冬は氷点下まで気温が下がります。特に晴れの日の朝は放射冷却で冷え込んでマイナス10度くらいまで下がる事もあります。ハウスの水道パイプは水が凍り付いてツララが下がります。水は地下水ですので14°C有り、バルブを開くと氷はすぐに解けてなくなります。こんなに外は寒くてもハウスの中はポカポカです。中のイチゴは暖かい気温と地下水のお陰でスクスク育っています。

 阿蘇市では1月9日に成人式が行われました。大学2年の長女も晴れ着を着て成人式に参加しました。阿蘇市の成人式は市長のパフォーマンスが受けて全国版のニュースで紹介されましたがうちの市長は学校の入学式、卒業式でも歌を歌い、エールを送って激励します。変な市長ですが方ぐるしい挨拶よりも伝えたい事が分かりやすくていいようです。うちの娘も喜んでいました。皆さんの言葉を聞いて名実共に成人になってもらいたいと願っています。
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